温家宝総理が東アジア首脳会議に出席
中国の温家宝総理が第7回東アジアサミットに出席した。 |
第7回東アジア首脳会議が20日、カンボジア・プノンペンで開かれ、中国の温家宝総理ら各国首脳が出席した。カンボジアのフン・セン首相が議長を務め、東アジア首脳会議協力の進展と今後の発展の方向、世界や地域の問題について意見交換した。
温総理は「現在国際社会は世界の景気回復基調の鈍化、不安定・不確定要因の増加におしなべて懸念を覚えている。本日の首脳会議は各国の団結と協力を促すためのものであり、われわれは手を携えて自信と希望を伝えなければならない」と指摘。(1)協力の発展に新たな活力を注入する(2)地域統合プロセスの新たなチャンスをしっかりと捉える(3)対話・協議・ウィンウィンの協力的雰囲気を醸成する(4)各国が自らの事をしっかりと行うよう努力する--ことを提言した。
会議は「東アジア首脳会議・プノンペン開発宣言」などを採択。会議後、温総理とASEAN各国およびASEAN自由貿易協定(FTA)パートナー国首脳は「地域包括的経済パートナーシップ」発足式典に出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月21日