日本外相が東南アジア歴訪
フィリピンのデルロサリオ外相は10日、日本の岸田文雄外相と会談し、海上安全保障分野の協力を強化することで一致した。共同通信によると岸田外相は会談で、フィリピンのインフラ整備に総額約540億円の円借款を拠出することを表明した。
岸田外相はその後3日間の日程でシンガポール、ブルネイ、オーストラリアを訪問し、政治、外交、経済、安全保障問題について各国の外交責任者と会談する。日本とASEANの交流が始まって今年で40年。日本外務省は岸田外相の訪問について、政治、外交、経済、地域安全保障分野でASEAN諸国との協力を強化し、地域の経済成長の助けを借りて日本経済の復興を実現することが狙いだとしている。
この他、日本の菅義偉官房長官は10日、安倍晋三首相が16日から4日間の日程でASEAN加盟国のベトナム、タイ、インドネシアを歴訪すると発表した。首相再登板後初の外遊となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月11日