日本の政治家がすべきは「談話」見直しではなく、歴史否認の考えを改めること
【中日対訳】 日本の右傾化に対する警告の声が絶えぬ中、安倍晋三政権は外部の圧力もはばからずに右傾化を続けている。新年早々、「河野談話」と「村山談話」を見直すとの報道が日本から伝わった。1月4日には「善隣」の姿勢を見せてミャンマーを訪問した麻生太郎副総理が第2次大戦の日本侵略軍の墓地を公然と訪問した。「右傾化」する日本の政治家は覆い隠した秘かな考えではすでに飽きたらず、政府の姿勢として公に表明する方針へと転じた。(新華網掲載)
このように歴史を顧みない姿勢は、日本の現在の指導者の右翼の外祖父の「教育が効を奏し」、戦争犯罪を否認する後継者を得たことが原因のように見えるが、実は発展の方向を20数年間見失った国の未来に対する焦りと苛立ちによる部分が大きい。
歴史を否認すれば未来を失う。歴史上、戦争による近代化の実現を愚かにも目論んだ日本の発展路線は袋小路であり破滅の道であることがとっくに証明されている。現在、侵略に「白塗り」をして、いわゆる「普通の国」になることを望んでいるが、これはなおさらに無駄骨だ。