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釣魚島が中国領であることを十分に証明する清代の資料を台北で展示

 台北故宮博物院で3日から「清代海洋史料特別展」が始まった。釣魚島(日本名・尖閣諸島)が古来中国領であったことを示す揺るがぬ証拠といえる周煌『琉球国志略』(乾隆年間、武英殿刊聚珍本)や米Harper's Magazine作成『琉球地図』(1819年)を含む清代の図籍・資料125点を展示する。会期は9月15日まで。人民日報海外版が伝えた。

 乾隆二十一(西暦1756)年、清の高宗は全魁を冊封正使、周煌を冊封副使として琉球国に派遣し、尚穆を中山王に冊封した。周煌は帰国後、現地で収集した琉球の資料に基づき、大量の史籍も引用して『琉球国志略』を著し、皇帝に献上した。『琉球国志略』には「郊ヲ過グ。風涛大ニオコル。生猪羊各一ヲ投ジ、五斗米ノ粥ヲソソギ、紙船ヲ焚キ、鉦ヲ鳴ラシ鼓ヲ撃チ、諸軍皆甲シ、刃ヲ露ハシ、舷ニ伏シ、敵ヲ禦グノ情ヲナス。問フ、郊ノ義ハ何ニ取レルヤ。曰ク、中外ノ界ナリ」とある。この記述から、清代には釣魚島およびその付属島嶼が琉球国には属さない中国固有の領土であり、釣魚島と琉球との海溝が中国と外国との海上国境と見なされていたことが見て取れる。

 Harper's Magazineがフランス人のイエズス会の宣教師Antoime Gaubilの中国回想録に基づき作成した『琉球地図』は東経139-150度、北緯23-31度の福建省台湾と琉球との間の海域の島嶼を描き、同様に釣魚島およびその付属島嶼が琉球国に属さないことを明確に指摘している。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年5月5日

 

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