中国海軍護送艦隊、計600回の護送任務を完了
【中日対訳】 第14次中国海軍護送艦隊が7日、国内外の商船3隻を順調に目的地まで護送した。これで中国海軍護送艦隊は計600回の護送任務を順調に完了したことになる。護送対象船舶は計5227隻で、外国商船が半数以上を占める。京華時報が伝えた。
今回の護送対象は中国の商船「振華9号」とパナマ船籍の商船2隻。5日午前にアデン湾西部海域を出港し、東へ向けて航行した。艦隊は護送過程で発生しうる各種状況を念頭に置き、護送対象船舶を合理的に編成し、科学的に兵力を使用し、周辺海域のパトロール・警戒を強化し、船舶と乗組員の安全を確保した。
第14次護送艦隊はアデン湾到着以降、すでに43回の護送を行ない、計130隻の船舶にこの海域を無事通過させた。艦隊は強い波風、複雑な状況という護送海域の現状を念頭に置き、最も複雑で最も困難な局面を想定して、行動計画と対応マニュアルを科学的に策定し、護送訓練を強化し、様々な護送・警戒体制を柔軟に講じて商船を護送した。
2008年12月26日に第1次護送艦隊が海南省三亜市を出航して以来、中国海軍はこれまでに計14次、延べ37隻の軍艦をアデン湾、ソマリア海域に派遣し、護送対象船舶・乗組員の安全を100%確保した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月8日