中国とパキスタンの夢は共通

　パキスタンの元駐中国大使、イスラマバード戦略研究所元所長のカズ氏は中国の夢について「中国の夢は着実な夢であり、ウィンウィンの夢だ。中国は国際社会で非常に重要な役割を演じ、政治、経済、文化など各方面で注目すべき成果を上げている。科学的、合理的な夢と貫徹する勇気と強い意志さえあれば、事業を成就し、夢を実現できることを、中国は自らの実践によって世界に証明した」と述べた。

　また「現在、一部の国は発展の成果を他国と分かち合おうとせず、唯我独尊で、他国を支援する際ですら、先に見返りを求めている。これは近視眼的なやり方であり、真の友情を勝ち取ることはできない。一方中国は他国を支援する際、その恩恵が周辺地域にまで及ぶようにし、各国の人々の尊敬を勝ち取っている。パキスタンはこれに深く感銘を受けている。長年にわたり、中国は経済、エネルギー、インフラ整備などの面でパキスタン側に真摯で無私の援助を行い、パキスタンの各方面の発展を促してきた。パキスタン政府はこれに大変感謝している。未来に目を向ければ、中国とパキスタンはより緊密な協力を行い、両国民により多くの幸福をもたらし、互恵・ウィンウィンをより良く実現する必要がある」と表明した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年11月15日