中国と各国との友好省州・都市協定は3076組に
シンポジウム「新たな出発点、新たな理念、新たな実践--2013年の中国と世界」が16日に北京で開催された。李小林・中国人民外交友好協会会長は式辞で、中国が国際友好都市活動開始後の40年間で、すでに3076組の友好省州協定、友好都市協定を締結したことを明らかにした。国際友好都市活動は中国の対外開放の重要なプラットフォーム、地方政府外交と都市外交の重要なルート、民間外交の重要な担い手となっている。
李氏によると、中国人民対外友好協会は1954年に設立。中国で最も早い時期に発足した民間外交活動専門の全国的人民団体の1つだ。現在までに46の地域・国別友好協会を設立し、世界157カ国の500近くの団体や機関と友好協力関係を構築した。国務院の依頼で国際友好都市関係の調整・管理を行うことも中国人民対外友好協会の仕事だ。中国の国際友好都市活動は1973年に天津市と日本の神戸市が友好都市協定を締結したことに始まり、すでに40年余りの発展の道程を歩んできた。これまでに締結した友好省州協定、友好都市協定は3076組に上る。特に今年、インドのシン首相の訪中時に、これまで友好都市協定がゼロだった中印は北京とデリー、成都とバンガロール、昆明とコルカタの友好都市協定を締結した。
李氏によると、中国人民対外友好協会は今後もこれまで同様に各部門との友好協力を強化し、国内外の資源を掘り起こし、民間外交の強みを十分に発揮して、小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成、中華民族の偉大な復興という夢の実現に新たな貢献を果たす。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月17日