「貧困」が中国の女性を成功に駆り立てる原動力に 英メディア (2)
これらの法律が発効すると、中国の女性は国有企業や会社に職を求めるようになったが、その後の20?30年間で多くの女性が職を失い、貧困に陥った。アメリカのバブソン大学とロンドンビジネススクールが毎年発表している「グローバル ・アントレプレナーシップ・モニター(各国の起業の状況を示すレポート)」によると、このような状況におかれた女性が、起業に目を向けるようになった。「貧困」が、女性が成功を追求するための強い「原動力」となったのだ。
一方、女性の起業に焦点を絞ったある書籍の作者は、「インドや中国、マレーシア、シンガポールなどの市場のトレーダーである私は、中国の高級管理職の51%が女性というデータを認めない」との立場を示し、「英国の高級管理職の女性がほかの国より少ないといっても、それは女性達自身の選択ではないだろうか。中国では計画生育政策(一人っ子政策)が実施されており、女性も家族を養うために働くよう強いられているのではないだろうか」と指摘している。
これらの観点を総合し、私は「英国はさらに多くの対策を講じ女性の就職問題の解決を図らなければならず、私たちも観念を変えなければならない」との結論を下した。女性ももっと多くの事を成し遂げられると信じている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月27日