中国14大都市、「大雪」に今冬最大の冷え込み
【中日対訳】 6日は中国二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」だった。「大雪」は、本格的な冬を迎え、雪が降り始める時季を示す。このところ、寒気が頻繁に中国に到来することで、北方地域はかなりの強風・低温に見舞われている。中・東部地域の気温も平年より大幅に低く、国内14の省級・省都級大都市では同日、この冬一番の冷え込みとなった。このうち10都市では、最低気温が氷点下となった。中国新聞社が報じた。
気象観測によると、中国の省級・省都級大都市のうち、ハルビン・瀋陽・フフホト・北京・天津・石家荘・済南・鄭州・南京・上海・杭州・福州・広州・南寧14都市では6日、この冬一番の冷え込みとなった。同日のハルビンの気温はマイナス25.9℃、北京はマイナス8.5℃と、それぞれ最低気温の記録を更新した。また、天津・石家荘・南京・上海の各地でも、最低気温は軒並み氷点下となった。
しかし、寒気の到来が「ひとやすみ」する気配はない。中央気象台の予報によると、向こう3日間、北方地域では寒気の活動がいっそう活発となり、気温はさらに下がると見られる。その中でも、西北地域東北部、内蒙古自治区のほぼ全域、東北地域中南部、華北、黄河・淮河流域、長江・淮河流域の各地では、4級から6級の偏北風が吹き、気温も4℃から8℃下がると予想される。また、中東部地域も、気温の低い状態が続き、内蒙古中東部、華北、東北、黄河・淮河流域の各地では、平年より4、5℃気温が低くなる見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月7日