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<企画>中国、濃霧が続く

 北京では27日、今月4度目となる、大気汚染が原因の濃霧が発生。観測によると、市内や郊外で、大気質指標(AQI)が二番目に深刻な汚染を表す200以上(5級)となった。29日になると、中国の有害物質を含んだ濃霧が再び深刻化しており、日本の国土の3倍以上に当たる約130万平方キロを包み込んでいたという。31日にいたっても、濃霧は続いている。

 ■【関連企画】1月、二週間内二度も中国各地を囲んだ濃霧

 中国では1月7日以降、華北、黄河・淮河、長江・淮河流域、江南など中部・東部の広い範囲で、煙霧の天気が続いている。13日の時点でも、長期にわたって濃霧に覆われ続けている地域が多く、中央気象台は引き続き、濃霧黄色警報を発令、北京市では、より警戒レベルが高い濃霧ダイダイ色警報が初めて発令された。各地の環境保護・衛生・交通などの各部門は対応措置に追われている。また、22日から北京をはじめ中国北方各地が濃霧に囲まれた。<詳細>



 ■【濃霧規模】日本の国土の3倍の面積が有害濃霧に覆われる

 中国の有害物質を含んだ濃霧がここ数日再び深刻化しており、日本の国土の3倍以上に当たる約130万平方キロを包み込んでいる。<詳細>


 ■【各地の対策】

 北京

 気汚染が原因の濃霧が深刻化しているのを受け、北京市政府は29日、緊急対策電話会議を開催した。会議では、深刻な状況が今後も続くと見られるため、2月1日の午前0時まで北京大気汚染防治法実施方法に基づいた対策を講じ、排出規制を厳格に実施することが決定された。その後も実施を延長するかに関しては、大気の質量予報に基づいて、再度検討するという。また、北京市交通管理部門は「汚染が深刻な日には公用車の30%を使用停止」とする措置をとり、監督と巡察を強化すると発表した<詳細>


 済南

 連日の濃霧が勤務中の交通警察官の体に多くの影響をもたらし、カゼに罹患する人数が大幅に増加すると同時に、ほぼ全ての現場警察官が咳や息苦しさといった症状に悩まされている。こうした状況をふまえて、済南交通警察支隊では警察官の体と戦闘力の保護という観点から、社会各界からの大きな声に答え、市公安局の全体的な方針に従い、濃霧などの日には現場の交通警察官はマスク着用で勤務にあたることとした。<詳細>


 ■【市民生活】マスク姿で帰省する人々

 北京では28日から今月4回目の濃霧にみまわれ、気象局は引き続き濃霧の黄色警報を発表している。濃霧は29日も続く見通しで、一部の高速道路が封鎖され、首都国際空港では航空便30便以上が欠航し、空気は6級の深刻な汚染となっている。<詳細>


 ■【論議】

 議題1:交通警察はマスクをしてもよいか?<詳細>

 議題2:有害濃霧で春節中に花火・爆竹を禁止すべきか?<詳細>

 ■【人民日報「微博」が濃霧に注目】

 【北京でまたもや濃霧発生】北京では27日、今月4度目となる、大気汚染が原因の濃霧が発生。観測によると、市内や郊外で、大気質指標(AQI)が二番目に深刻な汚染を表す200以上(5級)となった。<詳細>

 【大気汚染でもマスクできない交通警察】昼も夜も、白の手袋をして腕を振り、笛を吹かなければならないためマスクもできない、そんな職業がある。交通警察だ。<詳細>

 【データだけを気にしても真の発展なし】中国では最近、ぜんそくや気管支炎を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」が悪化の一途をたどっていることや社会における所得分配の不平等さを測る指標ジニ係数が社会騒乱多発の警戒ラインとされる0.4を超えたことなどが注目を集めている。<詳細>

 【深刻な大気汚染、洗顔を頻繁に】医学専門家は、「濃霧が続くなら、長時間屋外で活動する人は肌に影響が出る」と警告、「保護クリームやベースクリームなどを塗るなら、保護作用を期待できる。また、洗顔を頻繁に行うことで、大気中の有害物質が肌を通して吸収されるのを防ぐこともできる」と注意を呼び掛けている。<詳細>

 (編集WZ)

 「人民網日本語版」2012年1月31日

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