四川地震、台湾紅十字が被災地へ 救済に向け調査
四川省雅安市蘆山県で20日午前8時2分(日本時間同9時2分)、マグニチュード(M)7.0の地震が発生したのを受け、台湾紅十字(赤十字)は22日、被災地でどれほどの救済活動が必要かを調査する評価グループを同省成都市に派遣した。同グループは、民間から送られた消毒剤1200本と懐中電灯を手に現場入りする。人民日報が報じた。
一方、中国大陸部紅十字が台湾紅十字に対して、500万元(約8000万円)の寄付をしなければ被災地に入ることはできないと通知したとの報道が一部あったことに関して、台湾紅十字側は、「誤報。そんなことは絶対にない」と完全否定した。同会の王清峰・会長は、「2008年に四川大地震が発生した時や2011年に台風第8号(モーラコット)が台湾に上陸し、過去50年間で最悪とも言われる災害が発生した時から、台湾紅十字と中国大陸部の紅十字は常に良い関係を保ってきた」と強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月23日