四川地震から5日目 救援作業ヤマ場に
四川省雅安市蘆山県で20日に発生した大地震から5日が経ち、災害救援作業がヤマ場を迎えている。生存者の捜索・救助活動、被災者の避難所生活安定化に向けた調整、各地からの救援物資の被災地への輸送、衛生防疫・消防作業などが、予断を許さない緊迫した状況のなか、全面的に繰り広げられている。人民日報海外版が報じた。
四川省政府は記者会見で、24日正午の時点で、蘆山地震の被災者は計231万人あまり、犠牲者は193人、応急手当を受けた負傷者は延べ2万3959人、入院治療を受けた人は6144人、退院した人は4633人、転院して治療を受けた人は794人にそれぞれ達したと発表した。
被災地では、総面積116万平方メートルあまりに、防疫消毒処理が施された。
被災地で倒壊した家屋は、農村部で7万6200戸、都市部で6万7100戸。避難所に避難した住民は、四川全省で23万7千人。
交通部(交通省)の最新情報によると、被災地の国道・省道など幹線道路と県道・郷道は、全線通行可能となり、救援活動の鍵を握る道路交通は、100%確保された。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年4月25日
四川省雅安市でM7.0の地震発生