北京、連休前日28日は6時間以上の渋滞 交通委が予測
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北京市交通委員会は27日、「労働節(メーデー)」の3連休(4月29日-5月1日)を翌日に控えた28日は、営業日では今年上半期で最も渋滞する日となり、退勤ラッシュ時間帯の道路交通は中程度の渋滞が6時間以上続く、との予測を発表した。中国新聞網が伝えた。
■中程度の渋滞が6時間以上
同委員会によると、例年の交通運行監視データに基づくと、「労働節」は人出がピークを迎え、道路の交通渋滞度(TPI)や公共交通の旅客量、高速道路の通行量が明らかに増加する。
連休前の2営業日(4月27日<土>、28日<日>)は、自動車のナンバープレートによる交通規制がなく、渋滞が明らかに深刻化する見通し。退勤時間を繰り上げる会社もあることから、渋滞は午後2時前後から始まる。中程度の渋滞が6時間以上続き、退勤ラッシュ時間帯の道路の交通渋滞度は8.5を上回る見込み。北第3環状道路・馬甸橋、北西第4環状道路・中関村エリア、東第3環状道路CBD(中心業務地区)エリア、西第2環状道路・西直門など、環状道路および商業施設の周辺に集中するとみられる。
■高速道路、日平均交通量186万台に
「労働節」連休中、高速道路の日平均交通量は前年同期比23.1%増の延べ186万台に達し、先祖を供養する伝統的祝日「清明節」連休(4月4-6日)の170万4千台より8.6%増加する見通し。北京-西蔵(チベット)高速道路、北京-香港-澳門(マカオ)高速道路、第6環状道路、北京-承徳(河北省)高速道路、北京-通州区高速道路、空港高速道路で交通量の増加が予想され、日平均交通量は15万台以上に達する。連休初日(29日)午前は各高速道路の下り線と第4環状道路、第5環状道路の合流地点で渋滞が一部発生するとみられる。
同委員会は、マイカーで出かける場合は渋滞のピークを避けるよう呼びかけている。(編集YT)
「人民網日本語版」2013年4月28日