中国、元旦連休の後は8連続勤務 ネットユーザー「つらい」
中国では先週の週末が元旦を挟んだ4連休(2012年12月31-1月3日)の振替出勤となったため、サラリーマンの多くが8日連続の出勤に。11日にようやく長い「レース」が終了する。それでも、春節(旧正月、今年は2月10日)を挟む7連休の後の7日連続勤務など、過酷なスケジュールが今後も待ち受けているため、ネットユーザーらの「ぼやき」はとまらない。この問題に関して、専門家らは「連休を計画する際、『人間本位』であるべきで、『質』と『量』が両立した人間味のある計画にすべき」と指摘している。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。
■連休があっても連続勤務が待ち受け逆に「つらい」
あるインターネット系の会社に勤める彭さん(女性)は10日、自身のアカウントのムードに「8日連続勤務なんて、本当戦争みたい。やっともうすぐ終わる。つらい!つらい!もう仕事なんてしたくない。家に帰って、1日中寝て、寝だめしたい!」と書き込み、取材に対して「こんな計画だれが立てたのか。本当やってられない」と不満をこぼした。
「やってられない」と感じているのは、彭さんだけではない。ネットユーザーらは、「7日連続で働いても今日(10日)はまだ木曜日。明日やっと金曜日。今年の連休計画は一体どうなってるんだ。『科学的』、『合理的』、『人間味』はどこへいってしまったんだ。まともに休ませてほしい」、「連休を機械的に計画するなんて、本当バカげてる」など怒りのコメントを次々に寄せている。11日を終えると、ついに仕事から「解放」されるが、ネットユーザーらのぼやきは止まらない。中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」上では、「8日連続勤務がもうすぐ終わるけど、安心できないよ。今後もっとつらい連休前後の勤務計画が待ち受けているのだから。これでも連休が楽しみ?」など、連休を手放しには喜べない心情を、ネットユーザーらが書き綴っている。