北京、夕方ラッシュ時に「潮汐流可変車道」試行
北京市公安交通管理局は30日午後の記者会見で、ラッシュ時の交通渋滞を緩和するため、(1)混雑状況に応じ進行方向を変える「潮汐流可変車道」を朝陽路に設置する(2)渋滞区間30カ所の改造工事を行う(3)一部道路に一方通行道路を増やす---の3措置を実施すると発表した。同局公式サイトに掲載された情報を引用して人民網が伝えた。
朝陽路に設けられる「潮汐流可変車道」は、北広橋から慈雲寺橋までの約2.5キロメートルで、東三環路と東四環路との間にある。実施される時間帯は、夕方のラッシュアワー3時間(午後5時から8時)。具体的な実施期間に関しては、北京市交通管理局はまだ公表していない。
渋滞区間30カ所の改造工事は、空港高速四環路出口(都心方面)の改造や東五環路外環道平屋橋南出口の新設などで、一部ではすでに着工済みという。
一方通行道路については、金城坊東街、通恵河北岸路、西城什刹海地区、豊台望園地区など20本が新設される。北京市内の一方通行道路は、現時点で564本ある。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月31日