きょうの人民日報「微博」--ネット上のマイナスのエネルギーを野放しにするな
ネットユーザーが理性的な対話ができない原因は、日常生活の中で、理性的に話し合うことが少ないからだ。上司や教師は、1つの基準を「唯一の正解」として教え、部下や学生が自分の意見を述べることを絶対に許さない。このような独裁的な伝統が、公共文化の交流に影を落としている。ネット上で批判ばかりしているネットユーザーはまず、「さまざまな意見に耳を傾け」、「他の人の発言の権利を命をかけて守る」ということを学ぶべきだ。
【ネット上のマイナスのエネルギーを野放しにするな】ネット上の環境を悪化させる暴言や侮辱を長期間にわたって放っておく一方、運営者は、公にするにはふさわしくない投稿だけを勤勉に削除するという方法で、ネット上のバランスを取るというのが、多くのポータルサイトの基本規則となっている。このような状況が続くなら、やっとの思いで成長したインターネットの世界が今後、完全に崩壊してしまうことになりかねない。