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北京、西城区の平均年収が最高で192万円 自家用車は朝陽区が最多

 北京市統計局は17日、同市に属する16区・県の2012年の主要統計データを発表した。新京報が報じた。

【年収】 西城区が最高で1人当たり192万円

 統計によると、同年、北京の16区・県のうち在職者の所得が最も多かったのは西城区で、1人当たり前年比10%増の約12万元(約192万円)だった。以下、東城区9万7531元(約156万円)、海淀区9万7488元(約155万円)、朝陽区9万3619元(約149万円)と続いた。1人当たりの所得の伸び率が最も大きかったのは通州区で、2011年の4万5491元(約72万円)から5万2902元(約84万円)と、16.3%増だった。

 ただし同局によると、同データは当該区・県に位置する各レベルの国家機関、政党機関、社会・団体および企業の在職者平均所得を表しており、当該区・県の住民の平均所得を表しているのではない。

【可処分所得】海淀区が最も多い

 同年、北京市の1人当たりの可処分所得(家計の収入から、税金や年金などの社会保険料といった非消費支出を差し引いた残額)は、前年比10.8%増の約3万6千元(約57万円)だった。各区・県のうち、1人当たりの可処分所得が最も多かったのは海淀区で約4万2千元(約67万円)だったのに対し、最も少なかったのは延慶県で、2万8600万元(約45万円)だった。そのほか、伸び率が最も高かったのは大興区で前年比11.6%増(3200元増)の3万1千元(約49万円)だった。

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