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観光業はすでに「微博時代」に 観光業の収益構造にも変化が

 旅行前にインターネットで旅行行程やルートを調べ、オンライン予約アプリで航空券やホテルを予約し、共同購入サイトで観光地の格安クーポンを手に入れる。旅行の下準備にこうしたやり方を取り入れている観光客は多い。21日、中国旅行研究院・武漢分院が「2013年中国観光業発展レポート」を発表した。同レポートによると、観光業界はすでに「微博(ウェイボー・ミニブログ)」時代に突入していることが明らかになった。長江日報が伝えた。

 レポートによると、共同購入サイトの売り上げのうち、旅行関係の商品は第3位につけている。旅行先の観光地を選ぶ方法はネットの検索がメインであり、そのうち微博が最大のシェアを占めている。

 新メディアの発展は人々の旅行の仕方を変え、それに伴い観光業界にも変化が現れている。2011年、観光地の大部分は入場料の収入に頼っていた。しかし2012年になると、中国の全国A級旅行景区の入場料は927億600万元(約1兆5361億円3842万円)で、総収入の31.9%となった。これは2011年と比較して11.27%も減少している。その反面、無料で開放している観光地の数は増え続けており、2012年までに、中国で無料で開放されている国家5A級観光景区の数は10カ所に達した。

 中国旅行研究員武漢分院の謝双玉副院長は、「旅行の仕方の変化は観光業界の収益構造にも変化を与えた。人々はリラックスを目的としたレジャー地区での旅行を好み、入場料を必要とする観光地の経済はすべて弱体化している」と指摘している。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年11月25日

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