72時間ノービザ滞在制度、北京観光業の発展を促す
これまで何度も取り沙汰されてきた72時間ノービザ滞在制度がついに発表された。北京旅行委員会は5日午前に政府新聞弁公室で、「来年1月1日から、米国・カナダ・ロシアなど45カ国の外国人が北京経由で第3国に向かう場合、ビザなしで72時間の滞在を認める」と発表した。
72時間ノービザ滞在制度の実施により、来年は延べ60−80万人のノービザ観光客が北京を訪れる。同政策により、2015年の北京首都国際空港の乗り継ぎ乗客数は延べ128万人に達する見通しだ(乗り継ぎ入国者数は延べ64万人)。これにより、北京の直接・間接の雇用機会が創出される。
ビザ制度の緩和はまた、北京観光業および関連業界の発展を促し、飲食・ショッピング・宿泊・レジャー等の消費、および会議・出張・ビジネスなどの業界の発展を促す。北京旅行委員会は同日午前、「同ビザ制度の実施後、北京市は海外観光客を対象とする特色ある旅行商品を増やす。歴史文化・北京文化をめぐり、乗り継ぎ観光客に対して日帰りツアーや2−3日のツアーなど、個性的な商品を提供する」と述べた。乗り継ぎ観光客の3分の1以上は夜間に滞在するため、北京の夜間の飲食・娯楽・ショーの消費を促す。世界に目を向けると、ロンドン、パリ、サンフランシスコ、香港などの主要観光目的地は、世界的に評価の高いショッピング天国である。北京の同ビザ制度により、乗り継ぎ観光客を対象とするショッピングルートが開拓され、旅行ショッピングの発展が促される。情報によると、北京市内の免税店についても計画中だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月7日
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