「運転中は黙っていて」-嫌がられる「助手席からの口出し」
「本当にうっとうしい!『そんなにノロノロ走るな』 『信号をちゃんと見ろ』『ほら見ろ、前の車に割り込まれた』とぶつぶつ文句ばっかり。免許を取ったばかりの新米ドライバーである私には、そんな情況が起こっても仕方がないのに、あまりにも腹立たしいと思わない?旦那を助手席に乗せて運転すると、必ず喧嘩になる。もう絶対に一緒に車に乗って出かけない。あの大量の文句はうざすぎる!」-11月27日、チャットアプリ「微信」ユーザの「美羊羊」さんが、友達圏で発信した投稿が注目を集めた。彼女によると、自分が運転している時、助手席の夫が説教ばかりするので、車に乗ると必ず夫婦喧嘩になるという。以前、海外の某サイトがこのような状況に関する調査を行ったところ、夫婦はお互いに、相手にとって「助手席に座る最悪の人物」と評し、お互い最愛の相手が、いったん助手席に座れば、やたらに文句や指示ばかりを出す最悪の相手になると感じていることが明らかになった。フフホト晩報が伝えた。
○助手席から文句や指示が飛んでくるのはごく普通
「美羊羊」さんは27日夜、取材した記者に次のように愚痴った。
「運転免許を取って間もない私は、この1カ月、夫に運転をコーチしてもらっている。でも、車に乗るやいなや、彼の説教が始まる。ちょっと走ると、アクセルを踏むのが遅い、またちょっと行くと、交差点の通り方が悪い、青信号が点滅した時は、アクセルを踏んで早めに通り過ぎろと言うかと思うと、停まれと指図することも。一車線で私が前の車を追い越さないと、『日が暮れてしまう』とのたまう。前の車が突然車線を変更してぶつかりそうになった時には、私が若葉マークだからからかわれたと罵られる。最初のころは、運転する時は彼に必ず付き添ってもらっていたが、今では、一緒に乗るたびに延々と文句を言われ続け、リラックスして運転できない。初めはじっと我慢していたけど、日を追うごとに嫌気が増してきた。本当に黙っていてほしい。車の運転をめぐって夫婦喧嘩が絶えず、とうとう旦那に『今後、私が運転する時は、絶対に助手席に乗らないで』と最終通告を出してしまった」。
「美羊羊」さんのご主人・陳さんは、車の運転で夫婦喧嘩になることは、避けようにも避けられないと話した。
「理由はよく分からないが、助手席に座ると、運転席の妻より緊張してしまう。つい彼女にあれこれ口出ししてしまい、その結果夫婦喧嘩になる。彼女はもう、私を絶対に助手席に乗せないと宣言した。しかし、今思い返してみると、私が免許を取ったばかりの頃、彼女も助手席からやたらに指図し、でたらめなナビゲートをしていた」。