「青島市の遼陽東路37号にある二本の横断歩道は色が薄れてしまい、信号機もない。この道を渡る際、しばしば『中国式運転』に遭遇する。遠くからクラクションを鳴らしつつ加速してくるのだ!『中国式横断』を馬鹿にする人が多いが、運転手も歩行者に対するマナーを反省して欲しい」--。このようなミニブログ記事が本紙公式ミニブログで転載されると、ネットユーザーの間で議論が巻き起こった。議論に加わった大多数のネットユーザーは、「良好な運転マナーを習慣づけなければ、真の意味で『中国式運転』を撲滅することはできない」などと表明した。ネットユーザー(歩行者とドライバー)からは、次のような意見があがった。山東商報が伝えた。
・歩行者と車はそれぞれの道を進み、各自の規定を順守していれば良い。しかし今もなお、交差点の渋滞という問題が残されている。「中国式道路横断」は、「中国式道路」のさまざまな設計ミスを反映している。歩行者を安全に渡らせ、車をスムーズに通過させるため、交差点の改善に取り組み続けるべきだ。
・自分も車の運転でスピードを上げる癖があるが、市内では注意し、歩行者に道を譲っている。良い習慣を身につけるのは容易でないが、継続することで実現できるはずだ。信号機の有無に関わらず、交差点を通過する際には減速するべきで、さらに歩行者に注意し道を譲らなければならない。良好な運転マナーを習慣づけなければ、真の意味で『中国式運転』を撲滅することはできない。
・信号機のない交差点を渡るのは危険であり、疲れることでもある。横断歩道があっても何の役にも立たず、ほとんどの車は勢い良く通過してしまう。歩行者に譲るという高い素養が必要な行為はめったにお目にかかることができない。その根本的な原因は、設計ミスだ。海外の一部の都市の交差点には信号が設置されていないが、地下から手すりが出てくるようになっている。このような交差点であれば、車は道を譲らないわけにもいかず、手すりを飛び越えることもできない。歩行者はこれで安全に道路を渡れるようになる。
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