文化製品で内需牽引を 「舌で味わう中国」も貢献 (2)
素朴なやり方で中国のおいしい食べ物への敬意を表したドキュメンタリーは、思いがけないことに一連の経済効果をもたらし、人々は都市を遠く離れた地域のグルメを争って求めるようになった。グルメの追求は内需拡大のプロセスであり、経済牽引のプロセスだ。これこそ「舌で味わう中国」の思いがけない成果だといえる。
「舌で味わう中国」のバタフライ効果をみると、内需はすぐに効果が現れる国の補助金政策によって牽引することが可能だが、細やかに潤いを与えるような文化製品によって牽引するのも良策といえる。文化製品による内需牽引はコストがより低く、効果がより広範囲に及ぶとともにより長く続くからだ。
インターネットには内需拡大をめぐってさまざまなコメントが出されている。いくつか紹介する。
▽税収減税が内需を牽引する
ハンドルネーム「密かに待ち伏せ」さん:「三公消費」(公費による海外出張、公用車、飲食などの接待)が減れば腐敗も減り、国民のポケットにもっとたくさんの金が回ってくる。
ハンドルネーム「最後の一発は私に残して」さん:内需を牽引するには、国民の心の中の購入意欲を揺り動かすだけではだめ。国民の懐が豊かになって初めて、国の内需が快速列車で進めるようになる。
ハンドルネーム「名前は登録済み」さん:後顧の憂いが減れば内需は自ずと生まれてくる。