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金市場はどこへ? 中国のおばさんの丸飲みの後は? (2)

 それでは中国のおばさんたちは本当にウォール街に勝つことができるだろうか。米国カリフォルニア州にあるパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のニコラス・ジョンソン投資マネージャーは、可能との見方を示す。アジアや世界の金に投資する個人投資家は価格が下がると購入するだけでなく、空売りばかりしているヘッジファンドのマネージャーたちの動きを止めることもできるからだという。香港上海銀行(HSBC)のストラテジストのジェームス・スティール氏とハワード・ウィン氏によると、今後は中国とインドの小売需要が金価格を構成する重要な柱になるという。

 だが多くの経済学者はこうした見方に懐疑的だ。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は米国の銀行メリルリンチの分析を引用して次のように述べる。ここ数年間の金の持続的な高値を推進する根本的な動力となったのは、世界最大の金上場投資信託(金ETFS)のヘッジランドのマネージャーたちのレバレッジで堆積されたバブルであり、中国、インド、その他の地域の金への個人投資家は長期にわたり金の現物や金のジュエリーに興味を示してきたが、こうした人々の消費力はレバレッジやバブルに実質的な影響を与えることはなかった。メリルリンチのアナリストによると、金価格はしばらく反転上昇した後、大幅に値下がりし、底値とされる1オンス1250ドルより下がる可能性もあるという。フランスの財政経済サイトの論評によると、金現物を争って購入する人々はまもなく冷静になり、大幅な値下がり後の金価格は実は前年同期をかなり上回ると事実に気づくことになる。だが世界の金投資の父とされるジョン・ハサウェイ氏の寄稿によると、紙幣の発行規模に比べて、金の価値は依然高く、金が弱気市場に入ることはないという。

 経済学者の多くが、個人投資家や一般の人々は金の先物取引に手を出すべきではないと呼びかける。取引の変化率がレバレッジを経て一般投資家の手に負えるものでなくなり、クローズド・ポジションに強制的に追いやられるか、賠償に追われるかといった事態がしばしば発生するからだ。だがインゴットの現物に投資するなら、安くなれば買い、高くなれば売り、適当なところでやめるところができ、大きなリスクは発生しないという。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の劉利剛チーフエコノミストによると、安くなれば買うというのは個人投資家にとって正しい選択だ。特に各国が紙幣を乱発し、金の価値が相対的に高くなっている時には正しい。市場が突然暴落すれば、どのように解釈するにせよ、長期的に金を保有したいと考える人に購入の扉が開くことになる。国家外匯管理局や中国投資有限責任公司などの機関投資家にとっても、市場が低い水準にあることはそれぞれの資産配置にとってチャンスになるという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年5月6日

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