インフィニティ 中国事業が好調、販売も右肩上がりに (2)
今回の業績報告会で、真面目で謙虚な印象を与えてきたダニエル氏が、自信をさらに深めた様子を見せた。インフィニティ中国販売担当の何闊氏、市場マーケティング・広報担当の劉旭氏は、ダニエル氏の両脇に席を占めた。同じくBMW出身の若きマーケティングのエリートは、ダニエル氏の右腕と左腕になり、その市場獲得の自信を深めさせている。
ダニエル氏は、「当社は中国市場で明確な長期戦略を持つ。それは、短期的な業績ではなく、持続可能な発展を貫くことだ。当社は3−5年内に、中国事業全体の飛躍を実現する。当然ながら、販売台数が重要でないというわけではない。当社は力強いブランド、健康的で質の高いディーラーネットワーク、熱意あふれるサービスなどを形成する。ブランド面の事業が順調であれば、販売面でも大きな見返りを得られるはずだ。しかしこれには時間が必要だ」と語った。
インフィニティの若きマーケティングの俊才たちも、それぞれの観点を示した。劉氏は、「社員全員が当社の世界における戦略的位置づけに自信を持っている。当社は若い心を持つハイエンド消費者は、世界範囲内で最も高い消費潜在力を持つ消費者と判断している。当社は彼らとの意思疎通を図る計画を制定・実行中だ。私は、嘘や表象化・功利化ではなく、誠意を信奉している。当社はまず顧客の感情に訴え、当社の価値観を受け入れてもらう。こうすることで当社のブランドを、当社の製品を受け入れてもらえる。これは当社が順守してきた原則だ」と述べた。
何氏も、「販売は総合的な実力に対する一つの試験に過ぎない。当社の業務の重点は、毎日販売成績を見つめることではなく、それよりも顧客に注目している。数字の裏側には、さまざまな内容が隠されているからだ。当社に来店した顧客が、最も基準化されたゴージャスなサービスを受けられるだろうか?消費者をお迎えする際に、素晴らしい体験を提供できるだろうか?当社が試乗、製品紹介、問い合わせ、賞罰などの面で業界最高の水準に達すれば、当社の成績は販売データに反映されるだろう」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月27日