国産大型機の大口契約に調印 珠海航空展
【中日対訳】 第9回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)がこのほど開幕し、世界39カ国・地域から650社に迫る航空産業のバイヤーが来場した。このたびの航空ショーでも中国国産航空機が注目を集めている。今回は大型旅客機「C919」、リージョナルジェットの新型機「ARJ21-700」がお目見えする予定で、国産大型機の大口契約が調印される見込みだ。「北京商報」が伝えた。
大手航空機メーカーの中国航空工業集団公司は、関連製品約150点を引っ提げて今回の航空ショーに出展した。うち44製品は初お目見えだという。同公司によると、民間機の展示エリアでは、「新舟60」、「新舟600」、「新舟700」などの新舟シリーズの新型機を展示し、支線空港向け民間機の研究開発成果と国内外市場での開拓の成果を披露するという。また国産大型旅客機「C919」の内部模型を展示して、中国の大型民間機の製造能力を示すとしている。
航空ショーでは汎用航空フォーラムや契約調印式など約60項目の活動が行われる予定で、契約金額は前回の92億ドルを上回ることが予想される。調達契約では、中国航空集団の関連会社・洪都航空工業集団が製造した「L15」や「新舟60」、中国商用飛機有限責任公司が製造した「C919」などの名前が頻繁に登場するとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月13日