中央経済工作会議 今週末に開幕か
政策研究の専門家から得た情報によると、中央経済工作会議は今週末(12月15日から16日)に開催される予定で、来年の経済政策の指針が示される。華西都市報が伝えた。
政策研究の専門家らは、「現在の国内外環境を鑑み、来年の経済成長目標は依然として7.5%に設定され、経済安定を維持する。マクロ政策は安定成長を促すと同時に、質・効果の向上を重視する」と予想した。
マクロ経済政策の基調は来年も維持される可能性があり、積極的な財政政策と穏健な金融政策を積極的に継続するとされているが、政策の中身はやや異なる。政策研究の専門家らは、「来年の財政赤字はやや増加し、構造的な減税に十分な余地が生じる。今年は一連の金融市場緩和策が実施されたが、緩和を続ける必要はなく、マクロ経済と物価の動向に応じフレキシブルに調整することになる」と分析した。
12月4日の中国共産党中央政治局会議では、来年は経済成長の質・効果の向上を中心とし、安定の中で進歩を追求すると提案された。同会議のプレスリリースでは、発展目標がこれまでの「安定した比較的速い発展」から「健全な発展の持続」に変更された。
政治決定部門と緊密な連絡を持つエコノミストは、「間もなく開かれる中央経済工作会議では、マクロ政策面で大きな変更が加えられることはない。しかしミクロ面で、都市化が新たな高みに据えられる」とし、都市化がより重視されると予想した。