中央経済工作会議が間もなく開催 注目点を分析
12月で最も注目を集める財政経済関連情報は、中央経済工作会議だろう。今年の中央経済工作会議は、来年のGDP目標をどのように設定するだろうか。マクロ政策基調に変化は生じるだろうか。その他にどのような注目点があるか。多くの専門家・学者は、中央経済工作会議の見どころを予想した。斉魯晩報が伝えた。
■GDP目標 約7.5%に設定か
新たな指導部は来年のGDP目標をどのように設定し、計画を立てるだろうか。2013年の経済成長目標について、多くのアナリストは「安定成長の政策方針を受け、来年の経済成長目標は約7.5%に設定される」と予想している。同目標は、現在の経済回復の流れを安定化させ、市場の自信を高めるだろう。
来年は第12次五カ年計画の3年目、「所得倍増計画」の初年度であり、安定成長の政策基調が継続される見通しだ。中国社会科学院経済研究所の研究員の張卓元氏は、「新たな指導部は『安定成長、構造調整、国民生活の保障』の重要な課題に直面するが、来年のGDP成長率は約7.5%を維持するだろう」と表明した。
■マクロ政策の基調を維持か
来年のマクロ政策基調について、多くの学者・専門家は「来年は、積極的な財政政策、穏健な金融政策を持続する可能性が高い」と予想している。