iPhone5の品質にまた疑問符 売上は予想以下 (2)
消費者だけではない。飛象網の項立剛最高経営責任者(CEO、通信の専門家)もアップル製品に品質の問題が多発することに失望を示し、これまであまり聞いたことのない座ると曲がるという問題について、「アップルは、iPhoneは座ると曲がりやすいので、座ったりしないでくださいと警告を出すべき」と冗談交じりに提案する。
アップルの品質やイノベーションなどの問題が売り上げにも反映されており、大陸部のiPhone5専門店での売り上げは冷え込んでいる。アップルは公式サイトで、大陸部では発売から3日で200万台を販売し、大陸部市場での記録を更新したと発表したが、海外メディアの指摘によると、アップルの販売業者は来年第1四半期(1-3月)の受注台数目標を3500万-4千万台に下方修正した。これまでの予想目標の4千万-4500万台を大幅に下回る数字だ。
iPhone5の売れ行きがそれほど好調でないため、国内の販売業者は価格戦争を発動して売り上げを伸ばそうとしている。携帯電話小売企業の迪信通によると、iPhone5は発売から1週間で、16GB・CDMAモデルの正規輸入品の価格が5288元から4580元に下がり、1週間で700元も値下がりした。iPhoneの販売市場でこれほどの値下げが行われたのは前代未聞のことだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年12月27日