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2013年中国金融市場10大予想 (2)

 2012年5月に発表された証券業界の「イノベーション綱領」には、証券会社の金融商品のイノベーション能力の強化、新事業・新商品のイノベーションの加速、事業範囲・投資方式の制限の緩和、証券会社が代理販売する金融商品の範囲拡大、クロスボーダー業務発展の支援、営業部のイノベーション推進、証券会社の上場・M&Aの奨励、証券会社による市場建設・中小および零細企業の私募債試行の奨励、純資本構造および計算基準の調整と改善、人材のインセンティブ制度や適切な管理要求等、11の措置が含まれる。

 予想4:信託業

 リスク発生が常態化か

 信託業の2012年の資産規模は、年初の4兆8000億元から11月の6兆9800億元に膨らみ、同期の保険業(6兆9200億元)を上回った。2012年末には信託業の資産規模が7兆4000億元に達する見通しで、金融業の2番手の位置をキープする。信託業の資産規模の拡大に伴い、リスクも高まり続けている。2013年は信託のリスク発生が常態化する可能性がある。

 予想5:ファンド業界

 ファンド管理費が大幅調整か

 新ファンド法の発表、ベンチャーファンドの導入、監督管理層のさまざまな開放政策--ファンド業界の2012年は、改革・イノベーション推進の一年であった。2013年は2012年の改革・イノベーションを持続する。このうち最も注目すべきは、基金所有者大会によるファンド管理費の比率の決定だ。

 基金所有者大会制度が効果的に実施された場合、ファンド会社のファンド管理費の比率は、2013年に大幅調整される可能性がある。この調整の方針は、ファンドの業績によって決まる。

 予想6:先物取引業

 先物取引の制限が緩和

 2013年の先物市場は、より多くの投資家(特に機関投資家)を迎える可能性がある。ゆえに2013年の市場には先物ファンドや、先物市場の投資が可能なその他の新ツールが出現する可能性がある。

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