国産携帯電話が市場のニューパワーに
オンラインショッピングモールの易迅網が26日に発表した「2012年消費者報告」によると、2012年には国内の携帯電話メーカーが急速な伸びを示したという。「国際金融報」が伝えた。
過去1年間の携帯電話の売上状況をまとめた統計によると、12年の売上ベスト10ブランドはサムスン、アップル、華為、ノキア、モトローラ、聯想、中興、HTC、シャープ、天語だった。このうちサムスン、アップル、華為が三大ブランドで上位3位を占め、通年の売上台数が市場シェア全体に占める割合はサムスンが15.1%、アップルが14.5%、華為が14.0%だった。ノキアは易迅網で9万台以上を売り上げたが、上位3位から脱落し、国内ブランドの華為に追い抜かれた。
注目に値するのは、上位10ブランドに国内メーカー4社が入ったことだ。華為を筆頭として、聯想、中興、天語がこれに続いた。国内メーカーは中国の携帯電話市場で軽視できない重要なパワーとなっている。「山寨機」(有名ブランド製品を模倣した製品で、機能は変わらないのに価格は安い)が駆逐されると、国内の有名メーカーたちは長年にわたって蓄積した技術力とブランドの知名度をよりどころとして、12年の国内携帯電話市場で急速な伸びを示した。易迅網がまとめたデータによれば、12年に好調だった十大国内メーカーは華為、聯想、中興、天語、酷派、長虹、海爾、夏新、海信、小米。国産端末全体の売上台数は易迅網での端末売上全体の約37%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月28日