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神舟10号が打ち上げ間近 宇宙・軍需産業株が高騰

 有人宇宙船「神舟10号」が間もなく打ち上げを迎えようとする中、宇宙・軍需産業関連株が5月29日に堅調な伸びを示した。市場関係者は、「宇宙・軍需産業関連株は株価が高いが、相次ぐ領土問題により国防費が増加しており、設備の現代化が進み、ゼネラル・アビエーションおよび商業用航空市場も急速に発展しているため、軍需産業関連株は長期的に堅調に推移するだろう。しかし短期間内にはリスク調整が必要であり、投資家は価値重視の基準により投資先を選択すべきだ」と指摘した。国際金融報が伝えた。

 このほどメディアは、「神舟10号の有人宇宙飛行の準備が順調に進んでいる。同宇宙船は5月23日に帰還モジュール、推進モジュールの燃料注入とガス充填を完了し、5月24日にガス補助充填が完了した。これに伴い、同宇宙船のフェアリング取り付け作業が全面的に開始された」と伝えた。

 また中国有人宇宙プロジェクトの報道官も、「神舟10号は6月から8月にかけて酒泉衛星発射センターから打ち上げられる」と表明した。つまり来週より、神舟10号は打ち上げ期間に入ることを意味する。

 この情報を受け、29日の宇宙・軍需産業関連株が高騰し、全体で2%超の上げ幅を記録した。そのうち洪都航空は6.15%高、中航飛機は4.17%高、成発科技は3.64%高、光電股フェンは2.83%高となった。中航飛機株は昨日買いが集まり、1億2800万元の資金純流入を記録した。

 神舟10号が間もなく打ち上げ期間を迎える他に、軍需資産の上場開始という先例もまた、関連企業の資産統合のムードを強めた。

 中国大型造船企業の中国重工は5月24日に公告を発表し、「筆頭株主の中国船舶重工集団公司から書面通知を受け、軍需産業重大設備の組立業務に関し、当社と関連する重大事項を計画中と伝えられた」とした。この資産統合もまた、「中国本土資本市場の重大かつ先例なき事項」とされている。

 この資産統合は、国家国防科学技術工業および国有資産管理などの部門に問い合わせ、論証を行う必要があり、大きな不確定要素が存在する。しかし業界内では、これは国防資産の証券化の重大事件であり、業界的・象徴的な意義を持つとされている。

 銀河証券機械軍需産業アナリストの邱世梁氏は、「国防産業は歴史的なチャンスを迎え、国内の原動力により外に拡張する高度成長の軌道に乗ろうとしている。軍需産業組立関連の資産が注入されると予想されている上場企業は、これにより利益を獲得するだろう」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年5月30日

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