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日産・ルノー連合 リーフ低価格車でEVの低迷救う

 ルノー・日産アライアンスはこのほど電気自動車(EV)の販売台数目標を制定し、2016年までに150万台を売り上げることを目標に据えた。最近発表されたEV販売データによると、同アライアンスのEV販売台数はわずか8万6千台で、ルノー単独だと4車種累計2万4千台とさらに不調だ。同アライアンスのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は、「販売台数目標の150万台を堅持する。16年にこの数字を達成するのは難しそうだが、はるかに及ばない数字ではないことは間違いない」とし、目標達成に向けて、16年までにEV「リーフ」(中国名・聆風)の低価格車をうち出す計画であることを明らかにした。「科技日報」が伝えた。

 日産は10年下半期にリーフのEVをうち出し、今年4月までに世界で6万2千台を売り上げた。一方、ルノー傘下のEVの今年4月までの販売台数は2万4688台にとどまり、リーフの半分にも届かなかった。両社の販売台数を合わせても、16年度までの目標台数のうち5.7%しか達成できていない。

 同アライアンスのEV販売台数を引き上げるため、日産はリーフの低価格車をうち出す予定だ。同車は既存のリーフを土台として、新しい暖房システムを取り入れ、100項目あまりの改良を加え、航続距離は従来の175キロメートルから199キロメートルに延びるという。

 現在、ルノーには「Twigzy」、「Kangoo Z.E.」、「Fluence Z.E.」(中国名・風朗)、「Zoe」の4つのEVがある。日産はリーフのほか、これから「NV200微面」、「MPV」のEVをうち出す予定だ。新車種が導入されると、同アライアンスのEVのラインナップは5車種から7車種に増えることになる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年5月20日

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