人民網が新中国自動車工業60周年記念イベント
人民網が主催する「新中国自動車工業60周年記念イベント」が北京市で開催された。テーマは「夢つむぎの足跡」。中国自動車工業の発展を支えてきた代表的な人物約100人が一堂に会し、60年間の非凡な道のりを振り返り、自動車工業の未来の発展という一大計画について話し合った。「人民日報」が伝えた。
1953年7月15日、毛沢東国家主席の揮毫による「第一汽車製造廠奠基紀念」の文字が刻まれた漢白玉製の基礎石が、吉林省長春市にある第一汽車製造廠中心広場に設置され、これにより中華人民共和国の自動車工業が幕を開けた。56年7月15日には、解放ブランドの第1号車がラインオフし、中国の自動車生産の歴史がスタート。中国自動車工業は勢いよく前進する新たなステージへと駒を進めた。今回のイベントでは60年間に勝ち取った大きな成果が系統的に整理され、名車30車種と優れた功績のあった人物30人が選出された。
過去60年間に、中国自動車工業は無から有へ、そして小から大へという飛躍的な発展を遂げてきた。次の段階の発展目標は、大から強にたどり着くことだ。イベントでは「新中国自動車工業60年の経験と教訓」、「経済モデル転換を背景とした自動車産業の変革の道」、「世界の自動車産業の発展情勢と中国の自動車産業の全体像」をテーマとした3つのフォーラムが行われ、政府の関連部門、業界団体、自動車メーカーの専門家や業界関係者が「大から強へ」をめぐって話し合い、自動車工業の発展が直面するチャンスと課題を模索するなどして、自動車工業の未来の発展に向けて知恵を絞り、さまざまな提案をうち出した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月20日