中国企業、2012年海外M&Aの取引総額が記録更新
世界4大会計士事務所PwC・プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が30日に発表した報告書によると、世界的な経済低迷の影響を受け、中国大陸部企業の国内外の買収合併(M&A)取引件数は過去5年で最少となったものの、海外M&Aの取引総額はこれまでの記録を更新したことが明らかになった。
同報告書によると、2012年における中国大陸部企業の海外M&A取引件数は前年の206件から191件に減少したが、取引総額は前年の424億ドルから54%増の652億ドルに達し、記録を更新した。
また、2012年における中国民営企業のM&Aの取引総額は前年の94億ドルから171%増の255億ドルに達し、中国大陸部の企業の海外M&Aにおいて重要な役割を果たしているという。
「中国国際放送局日本語版」より 2013年1月30日