原発電気料金が統一化、1キロワット時あたり0.43元に
中国国家発展改革委員会(発改委)が2日に明らかにしたところによると、発改委はこのほど通知を出し、原発電気料金メカニズムを改善し、現行の個別の価格決定から新設原子炉に対する「統一的電気料金」政策へと変更し、全国の原発統一電気料金を1キロワット時あたり0.43元に設定するとした。原発産業の健全な発展を促し、原発への投資を合理的に導くことが目的。北京晨報が伝えた。
いわゆる「統一的電気料金」とは、国が稼働期間内の収益率と社会平均コストに基づき定めた電気料金をベースとし、新設原子炉に対して地域・省の平均コストに基づく統一的な価格設定を行う電気料金政策のことだ。中国は2004年に初めて火力発電所の統一電気料金を発表し、その後は発電コストに基づき適度な調整を行っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月3日