上海市黄浦区 グローバル企業の地区本部が集中
上海黄浦区金融サービス弁公室の江錫洲室長によると、黄浦区に入居している重点企業(区級収入が1000万元以上)のうち、116社は本部型の企業となっている。そのうち上海市政府に認定されたグローバル企業地区本部は39社に達する。これは本部経済がすでに、黄浦区の重要な経済形態になったことを意味する。人民日報が伝えた。
黄浦区は上海の「心臓」と呼ばれ、近年は本部経済の発展に取り組んでいる。黄浦区本部経済は現在、主に商業・貿易流通、金融サービス、専門サービス、文化・創意、レジャー・観光、水上輸送・物流の6大産業に分かれている。
黄浦区の彭◆区長は、「外灘(バンド)金融集約エリアの地理的優位が引き出されるに伴い、イノベーション型の『新型金融形態』の本部機構が黄浦区に続々と入居しており、陸家嘴金融城(国際金融センター)と相互補完・共同発展する、比較優位を持つ金融サービス業産業クラスターが形成された」と説明した。(編集YF)
*◆は山かんむりに松
「人民網日本語版」2013年8月27日