スーパーイネ 1ムーの収穫量が988.1kgに
中国農業部(農業省)が明らかにしたところによると、国内のイネ研究者による現場での収穫量測定および検収を経て、湖南省隆回県羊古◆郷牛形村の第4期スーパーハイブリッドイネ「Y両優900」の1ムー当たり収穫量が988.1kgに達し、全国の100ムー級水田の高収穫量記録を樹立した。人民日報が伝えた。
謝華安院士をチーム長とする検収専門家チームは28日に同現場を視察した上で、モデル部門から推薦された1カ所の水田、無作為に選んだ2カ所の水田の収穫量を測定した。乾燥・異物除去後の水分含量13.5%に基づく換算の結果、1ムー当たり収穫量がそれぞれ1045.9kg、937.6kg、980.7kgに達した。
「Y両優900」は袁隆平院士の革新チームのメンバーが育成したもので、稲穂が大きく、茎が太くてしなやかなどの特長により、稲穂の大きさと稲穂の数、茎の太さと稲穂の数といった、生理学的に難しいバランスをとることに成功した。
統計データによると、2012年の全国スーパーハイブリッドイネの普及面積は1億2100万ムーに達し、1ムー当たり収穫量が60kg以上増加した。第11次五カ年計画期間(2011−2015年)に入ってから、スーパーハイブリッドイネの累計普及面積は6億4384万ムーに達し、同期のイネ栽培面積の21%を占め、計415億kgの増産に成功し、中国イネ収穫量の9年連続増を力強く支えた。(編集YF)
*◆は土へんに幼
「人民網日本語版」2013年9月30日