31省区市の1-9月GDP 合計が全国上回る
国家統計局はこのほど、全国31省・自治区・直轄市の第1-3四半期(1-9月)の国内総生産(GDP)データを発表した。GDP増加率は天津市と貴州省がともに12.6%でトップだった。注目すべきは、31省区市の合計が43兆9533億元となり、全国のGDPデータを5兆2771億元上回ったことだ。中国新聞網が伝えた。
▽1-9月GDP増加率は天津と貴州がトップ
国家統計局が発表したデータによると、同期には天津市と貴州省のGDP増加率が全国トップで、いずれも12.6%だった。3位は重慶市の12.4%。最下位には北京市と上海市が並び、どちらも7.7%だった。
GDPの規模をみると、トップは広東省で4兆4471億5300万元に上った。江蘇省がこれに続き、4兆1934億3千万元だった。最下位は西蔵(チベット)自治区の575億7300万元。
増加率の全国平均は7.7%で、北京と上海は平均並みだったが、ほかの29省区市は平均を上回った。