独身オタク男子は有料動画サービス最大の顧客層 (2)
消費行動をみると、映画VIPチャンネル利用者はネットの重要な有料ユーザーでもある。同チャンネル利用者の半分以上が1カ月にインターネットの付加価値サービスに30元以上を支払っており、年額では360元以上になる。同チャンネルの料金を差し引くと、他のサービスに毎月15元以上を支払っていることになる。また有料ユーザーが受けられる特権の中で、ユーザー自身が最も関心を示すのは「広告がない」ことだという。
動画サイト利用者の料金支払いモデルについて、同じく動画共有サイトの鳳凰視頻の製品部の夏武陽総監はこのほど次のように述べた。現在、利用者の料金支払いモデルが動画サイトの収入に占める割合は小さく、営利モデルの中心は引き続き広告だ。料金支払いモデルは今はまだ動画サイトにとって一つのコンセプトや飾り物に過ぎず、利用者からの料金を実質的な収入の柱としていくことは難しい。
市場で公開されたデータによると、2012年12月末現在、動画サービス利用者のうち料金を支払ったことがある利用者は8.1%にとどまった。だがある業界関係者は、料金を支払ってもよいと考える利用者は増えており、有料動画サービスの発展には巨大な潜在力があると指摘する。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月29日