世界で最も効き目のあるコーヒー 1杯で数日眠れず
写真は「Death Wish」と呼ばれるコーヒー。 |
米ニューヨークのカフェ店主ブラウンさんが開発した「Death Wish」と呼ばれるコーヒーは、パックにドクロが印刷され、「世界で最も効き目があるコーヒー」と呼ばれている。一般の4倍のカフェインを含むこのコーヒーは注意書きとして、健康のために1日2杯までしか飲まないように書かれている。ブラウンさんは「もし飲んでみて効果がないなら、返金する」と語る。香港の文匯報が12日に伝えた。
31歳になるブラウンさんはコーヒー店を開いて6年になるが、よくお客から「コーヒーでは目が覚めない」という悩みを聞かされていた。一般に売られている高級な深焙のコーヒー豆に含まれるカフェインはいずれも、浅焙のものよりも少ない(焙煎によりカフェインが減少する)。目が覚めるようなコーヒーをお客から要求されると、ブラウンさんは「この店にはトップクラスのコーヒーしかないが、一番深焙のものでもカフェイン量が最高というわけではない」と説明するが、お客は納得しないという。
そのためブラウンさんは、香りが高く美味しいが、カフェイン量も高いというブラックコーヒーの開発を始めた。「Death Wish」のコーヒー豆は有機栽培で育てられ、またフェアトレードにも合致する商品だという。インターネットで販売されているこの豆は重さ1ポンドあたり13ポンドで、利用者からは「世界で最も本格的なコーヒー」と呼ばれている。ブラウンさんは「このコーヒーは普通の人には合わない。何日も眠れなくなる」と語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月17日