台湾 ベリーダンスでスリムなウエストを
台湾地区中◆(◆は土へんに歴)市のダンス教師、黄佳淇さんは41歳の時に夫からスタイルが「梨みたいだ」と笑われたのをきっかけに、ベリーダンスを習おうと決心した。6年間の練習で6キロ痩せた彼女は「若い頃のスタイル」を取り戻した。台湾の聯合報が伝えた。
黄佳淇さんによると、6年真面目に練習したお陰で「台湾ベリーダンスコンテスト」のプロ部門で2位、インドダンス部門で2位を受賞。現在では50人以上の学生が通うダンススクールを開き、ダンスグループを結成して2年で各地の様々な団体や住宅区を訪れてショーを披露している。
「ダンスの基本を知らなくてもベリーダンスを習えますか」と多くの人がたずねるが、黄さんは「もちろん大丈夫。ベリーダンスは人体に適したダンスで、同時に生命の賛歌のダンスとも言える。ダンスの基本を知らなくても、コースでの練習を通じて立派なベリーダンスを踊れるようになる」と語る。
黄さんが笑顔で語ったところによると、ベリーダンスはお腹を露出して初めて動作の正確さや筋肉のラインをきちんと見極めることができる。もし練習方法が間違っていたなら、筋肉のラインのくぼみが異なってしまい、お腹を露出しなければ教師が姿勢を矯正することができない。
またベリーダンスは古代の一種の宗教儀式の踊りだったため、裸足で踊るのが通例だ。ダンスでは大自然と人間との生命力をつなぎ合わせると同時に、大地に親しみ、大自然と直接接することに意義を見出している。
ベリーダンスの最高境地である「Shimmy」は、素早い動きを表す。黄さんによると、素早い動きでは肩や胸、お腹、お尻を適切に使うことで魅力的なベリーダンスを踊ることができる。
ベリーダンスは小さな筋肉を絶えず動かし続け、徐々に体全体の大きなリズムをもたらすものだ。これは有酸素運動の動作とは異なるが、ベリーダンスで消費するカロリーは他のダンスよりも大きいという。「1年練習したら少なくとも1-2キロは痩せ、お腹のぜい肉が筋肉に変わるのは間違いない」。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月12日