国内コンビニ5万店突破 大手、最多レベルの出店続く
【古谷祐伸】国内のコンビニエンスストアが10月末で5万店を超えた。業界紙「コンビニエンスストア速報」によると、コンビニチェーン15社・グループ(加盟100店以上)の店舗は10月末で計5万101店。9月末から185店増えたという。
コンビニが利益を出すには、店の周辺に平均2500人の住民が必要だという試算がある。このため、業界では国内での出店は5万店が限界だと考えられてきた。
ところが、東日本大震災の被災で、復旧が速いコンビニの利便性が見直された。客層も、若い男性から女性、高齢者まで広がった。セブン?イレブンが今年3月からの2年間で2850店の新規出店を打ち出したのをはじめ、大手は過去最多レベルの出店を続けている。
asahi.com 2012年11月22日
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