日本の70代男性がエクセルで桜の画像を作成
サラリーマンは毎日オフィスでエクセルソフトを使ってデータを表や図にまとめているが、日本・群馬県に住む退職した男性、堀内辰男さんは、このエクセルを使って日本の山の風景や桜の花、阿波踊り(民俗舞踊)といった美しい絵を描き、Photoshop、Crawl Drawといった専門の画像編集ソフトも顔負けの作品を生み出している。
73歳になる堀内辰男さんは2000年からコンピュータにインストールされたエクセルを使って画を描き始め、2006年には絵画の賞も受賞している。日本のネットメディアの取材を受けた堀内さんは「退職後にコンピュータで絵を描いて楽しみたいと思ったが、専門の画像作成ソフトは高すぎた。他人がエクセルで画を描いているのを見て自分も描き始め、今ではエクセルを使った方が自分で描くよりも簡単だ」と語る。
堀内さんは最近では作品をプリントアウトして、大判の絵本を作ったり、展覧会を開いたりしている。また公式ウェブサイトで、エクセルを使った作画について無料で教えている。エクセルを使った作画では彼以前にも「達人」がおり、かつてはShukeiさんという人がエクセルを使って本物そっくりのピアノを描いて話題になった。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月28日