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ブロードバンドの普及と改善 アクションプランが始動へ

 ユーザーのネット利用の利便性を高めるため、中国工業・情報化部(工業・情報化省)は昨年、ブロードバンドの普及・スピードアップに取り組んだ。中国工業・情報化部の苗◆部長は2月26日、「今年はブロードバンド発展環境の改善を継続し、ネットのアップグレードを加速し、産業の調和的推進を強化し、ユーザーのネット利用の利便性を高める。固定ブロードバンドの新規契約件数を2500万件以上、3Gの新規契約件数を1億件とする」と表明した。中国工業・情報化部は関連部門と共同で、「ブロードバンド中国2013特別アクション」の実施に向けた意見を早急に発表する。人民日報海外版が伝えた。

 ■ブロードバンド利用料が値下げ

 苗部長によると、昨年1年間でFTTH(電話回線を光ファイバーに置き換え、一般家庭に大容量データ通信サービスを提供する構想。ここでは一般家庭の光ファイバーの意味)の契約件数は4900万件増加して計9400件戸に達し、普及が促進された。固定ブロードバンドの契約件数は2510万件増の1億7500万件に達した。ブロードバンドが新たに普及した行政村は1万9000カ所となり、普及範囲が拡大された。4M以上のブロードバンドの契約者数が占める比率は、23ポイント増の63%に達し、通信速度が大幅に上昇した。全国各部門のブロードバンド利用料は約30%値下げされ、コストパフォーマンスが高まった。また無線LANのアクセスポイントが約200万増の524万に達した。中国教育部(教育省)、中国残疾人(障害者)連合会と共同で、100の貧困小中学校、100の特殊教育機関にブロードバンドを提供し、より多くの人々に利益を与えた。

 またブロードバンドの応用も目覚ましい進化を遂げ、人々の生活に利便性をもたらした。例えば中国電信(チャイナ・テレコム)は上海古美社区衛生センター住民電子健康データバンクの構築に参与した。中国電信が構築した総合無線ネットワーク健康管理プラットフォームにアクセスし、血圧や血糖値などのデータを入力すれば、遠隔モニタリングセンターから専門的な提案を受けることが可能で、高齢者・慢性疾患患者の日々の健康維持の利便性を高めた。

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