重慶初のクラウドデータセンター、サーバー4万台運営へ
【中日対訳】 重慶市初のクラウドデータセンターである太平洋電信(重慶)データセンターが27日、両江新区で運営を開始した。同センターの投資総額は1億5000万ドルにのぼり、竣工後は4万台のサーバーによる運営規模を形成する。これにより、重慶市にハイレベルデータセンターが誕生することになった。人民日報が伝えた。
クラウドコンピューティングは、大型コンピュータ、パソコン、インターネットに続く第四次IT産業革命とされ、ソフト・ハード・プラットフォームなどのIT資源をインフラとし、使用者にサービスを提供する。重慶市は近年、国際オフショアクラウドコンピューティング産業発展戦略を打ち出し、「クラウド端末計画」を立てた。「クラウド計画」は、クラウドデータセンターおよび関連産業拠点の建設で、2015年に100万台のサーバーによる産業規模を形成する。「端末計画」は、これまで設立されていた世界ノートパソコン拠点を基礎とし、クラウドスマート端末の生産拠点を拡張し、2015年までに2億台のクラウド端末産業規模を形成する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月28日