中国の石油・天然ガス資源、埋蔵量が大幅増
中国の石油・天然ガスの埋蔵量が2012年に大幅増となった。新たに確認された油田の埋蔵量が6年連続で10億トンを超え、新たに確認された天然ガスの埋蔵量も過去最高水準に達した。新華社が伝えた。
中国国土資源部(国土資源省)鉱産資源埋蔵量司の許大純副司長は27日、石油・天然ガスなどの資源埋蔵量の最新状況を報告した際に、「全国石油・天然ガスの確認埋蔵量が2012年に大幅増となり、生産量が安定的に増加した。石油・天然ガス資源の保障能力が着実に強化されている」と語った。
2012年に全国で新たに確認された石油埋蔵量は、前年比13%増の15億2000万トンに達した。新たに確認された石油埋蔵量が10億トンを超えるのは6年連続であり、中華人民共和国の誕生以来10回目となる。新たに確認された現在の技術で採取可能な石油埋蔵量は、7%増の2億7000万トンに達した。全国で新たに確認された天然ガス埋蔵量は、第10次五カ年計画(2006−2010年)以来の高度成長を維持した。新たに確認された天然ガス埋蔵量は33%増の9612億2000万立方メートルとなり、過去最高水準に達した。新たに確認された現在の技術で採取可能な天然ガス埋蔵量は、36%増の5008億立方メートルに達した。
中国の2012年の石油生産量は安定的に増加し、天然ガスの生産量は着実に増加した。通年の石油生産量は、1%増の2億500万トンとなった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月28日