渓洛渡水力発電所、本格的な発電開始
渓洛渡水力発電所の様子=7月14日 |
中国三峡集団が明らかにしたところによると、渓洛渡水力発電所の1基目ユニット(13F)は15日午前0時、72時間にわたる試運転を終え、南方送電網に接続され、商業運転が始まった。これにより、同発電所の本格的な発電が始まったこととなる。人民日報が伝えた。
四川省雷波県と雲南省永善県の堺にある金沙江峡谷に位置する同発電所は、発電の他にも、土砂せき止め、洪水防止、下流の水上運輸改善といった総合的な機能を持つ大型水力発電所であり、金沙江における最大規模のダムでもある。
同発電所は2005年末に着工し、2007年に水のせき止めを実現。総発電容量は1386万キロワットで、三峡発電所と南米のイタイプ発電所に次ぐ、世界3番目の規模だ。計画によると、工事は2015年までに全て竣工する見通し。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年7月16日