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携帯電話で病院検索 便利な医療アプリが登場

 モバイルネットワーク技術の発展に伴い、2000種以上のモバイル医療アプリがスマートフォン向けに開発された。これを利用することで、患者は病院に薬などに関する問い合わせが可能で、また診療の予約も可能になる。人民日報が伝えた。

 「就医難(医療を受けるのが難しい)」という今の状況の中、モバイル医療アプリは患者の利便性を高め、医師により多くの収入をもたらす。

 ◆2000種を超えるアプリ

 市場調査会社の艾媒咨詢(iiMedia Research)の調査によると、中国国内のモバイル医療アプリは現在2000種以上に達している。モバイル医療アプリとは、アンドロイドやiOSなどのモバイル端末用OSに基づく医療類アプリで、主に次の5種類に分かれる。(1)医薬品ECサイトのアプリ。薬の紹介や購入サービスを提供する「掌上薬店」など。(2)専門家向けに専門的な情報と医療参考資料を提供するアプリ。「杏樹林」など。(3)自分に合った病院を探すアプリ。「春雨掌上医生」など。(4)診察の予約と医師の検索、サービスの問い合わせと評価を行うアプリ。「就医160」など。(5)細分化された機能を持つアプリ。女性の生理周期を記録する「大姨●」、心拍数を測定する「春雨心鏡」など。

 艾媒咨詢が発表した「2012−2013年中国モバイル医療市場年度報告」によると、2012年の中国モバイル医療市場規模は前年比17.7%増の18億6000万元に達した。艾媒咨詢は、2017年の同市場規模は125億3000万元に拡大すると予想した。(編集YF)

●は口へんに馬

 「人民網日本語版」2013年9月4日

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