第64回国際宇宙会議北京大会開幕 李源潮副主席が式辞
第64回国際宇宙会議北京大会が23日に北京で開かれ、李源潮国家副主席、韓啓徳全国政治協商会議副主席が開幕式に出席した。李副主席は習近平国家主席と中国政府を代表し、世界宇宙業界の科学者に歓迎の意を表し、「中国は、宇宙技術の発展による経済発展促進の経験を世界各国と共有し、共同開発・宇宙の共同利用の理念を貫き、宇宙事業をめぐる国際交流・協力を強化し、宇宙を平和的に利用し、共に人類の幸福を求めていきたい」と述べた。新華社が伝えた。
本大会は宇宙事業の発展、人類・社会への貢献をテーマとし、国際宇宙航行連盟(IAF)、中国宇宙学会(CSA)、国際宇宙航行アカデミー(IAA)、国際宇宙法学会(IISL)が共催し、米国やロシアなど74の国と地域から、宇宙業界のリーダー、専門家・学者、企業家、学生ら約3600人が出席した。
李副主席は、「宇宙資源は全人類の共通の財産であり、宇宙の共有は各国の平等な権利だ。宇宙技術の平和利用は人類の福であり、戦争利用は人類の災いである。現在、人類が直面している自然災害、資源不足、環境汚染、宇宙の脅威といった共通の課題が増加を続けている。宇宙の開発利用は平和に基づき、人々の幸福を求め、すべての国家の福利と利益を促進するものであるべきだ。宇宙科学技術は平和利用により人々に貢献すると同時に、発展の継続的な原動力と幅広い空間を獲得した」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月24日