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衛星測位システム・北斗、タイ進出が決定

 タイの科学技術省地理空間技術局、および中国の武漢情報技術アウトソーシングサービス・研究センターはバンコクで30日、世界4大衛星測位システムの一つ、中国が独自に建設した「北斗」システムが来年初頭にタイでのサービス提供を開始し、ASEAN進出の一歩目を踏み出すと発表した。新華社が伝えた。

 タイ地理空間技術局の局長は、「北斗をベースとする災害予報システムの建設は、タイ政府の経済発展・建設計画に盛り込まれる。主にタイの農業災害の予報に用いられ、他にも交通・電力・環境などの各分野に利用される」と語った。

 中国武漢情報技術アウトソーシングサービス・研究センター常務副センター長の柳鈞議氏は、「双方は来月に、タイ中部のチョンブリー県に位置する宇宙革新産業パークで衛星モデルステーションの建設を開始し、2014年初頭に全国範囲での大規模建設・投入を開始する」と述べた。

 柳氏は、「北斗はアジア太平洋、特にASEANで使用される場合、信号の強度と安定性が海外のその他のシステムを上回る。また北斗は多くの業界で、成熟化した使用方法とソリューションプランを開発している。これには石油・電力・交通輸送・海上輸送・精密農業、および中国とタイが交渉中の高速鉄道プロジェクトなどが含まれる」と説明した。

 柳氏は、「今回の提携により、北斗システムが初めて海外に進出する。中国は将来的にタイおよびASEANとの北斗を巡る協力により、世界市場の開拓を進める。北斗の現在のカバー範囲はアジア太平洋だが、2015年にはその範囲が全世界をカバーする」と述べた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年10月31日

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